【iPhone】 iOS5アップデート時のトラブル

日本時間10/13未明にiOS5がリリースされました。我が家でも早速アップデートしたのですが、これが大変。トラブル続きでした。何とか解決はしたのだけど、とりあえず症状と対処法をまとめておきます。

トラブル１： 「iOS5アップデート中の復元処理」

iOS5はアップデート時に「バックアップ」→「iOS5インストール（工場出荷時状態）」→「復元」という手順を踏んでいます。これらの間で自動的に再起動が行われiTunesへの再接続もされます。全ての処理が完了するまで数時間かかる事もありますので、その間iTunesを操作しないようにしてください。特にiOS5インストール後、復元が自動起動するのですがiTunes上に復元対象を選ぶGUIが表示されます。これを操作してしまうと復元処理に失敗するようです。

トラブル２： 「iTunes接続時に 0xE0000xx といったエラーが表示され接続できない」

これはケーブルの接触不良とかで起きるようですが、iPhone/iPodの状態でも起きるみたいです。とりあえずiPhone/iPod側の電源を入れなおしてから再度ケーブルに接続すると復活する事があります。

トラブル３： 「同期セッションが開始/終了できなかったため、同期できませんでした」

このトラブルに悩まされました。iOS5へのアップデートはできたのですが、その後一切同期ができなくなったのです。電源の入れ直しでも復帰せず。どうも、トラブル１で復元処理に失敗すると、この状態になってしまうようです。
結局、システムのiOS5へのアップデートを確認後、iPhoneをリカバリモードにしてからiTunesに接続し、工場出荷時(iOS5)へ戻した後、復元を行う事で復帰しました。ただし、１度ではうまく行かず、２〜３回程、この作業を繰り返しました。
iOS5へのアップデートが正常にできていれば（工場出荷時状態ではありますが）、リカバリモードに入らずに復元をするだけで大丈夫でしょう。

トラブル４： 「Wi-Fi経由の同期」

これはiOS5の新機能ですが、Wi-Fi経由の同期を行うためにはiTunesにiPhone/iPodを接続し、情報タブ中で「Wi-Fiでの同期」を有効にする必要があります。これが有効になると、Wi-Fi上にデバイスが見つかった時点でiTunesにiPhoneやiPodデバイスの情報が表示されるようになります。事前情報ではケーブルで充電中にのみWi-Fi同期できるとなっていましたが、実際にはケーブル接続し充電した時には”自動的に”Wi-Fi同期するようです。しかし手動で「設定」ー「一般」ー「iTunes Wi-Fi同期」を選択すれば充電中以外でも同期できます。

トラブル５： 「ロック中のカメラアプリ起動」

これもiOS5からの新機能です。単純なんやけど気づきにくい。
ロック画面にカメラ起動ボタンが表示されるはずなのですが、実際には表示されません。ホームボタンをダブルクリックすると表示されます。

まだまだ色々問題はあるようですが、とりあえず一つずつ乗り越えていこうかと。

未解決課題： 「iPod touch 4GでiCloudへのバックアップができない」

iTunes経由であればできるのですが、単体でiCloudへのバックアップができませんでした。これはおそらく我が家のネットワークの問題な気がします。iPod touch 4Gでは11nに対応しましたが、我が家の11nルータとの相性が悪いようですね...。これは引き続き調査します。