【Linux】 安全なHDDのデータ消去方法
ubuntuでのHDDのデータ消去方法。
ご存知の通り、HDDはファイルを削除したりフォーマットしたりするだけではデータを削除する事はできない。そこで、アメリカの軍でも使用されているような乱数値を全面に3回以上記録するという方法で消去する必要があります。
WindowsだとHDDに物理的にアクセスする事ができないため、専用のソフトが必要になるのやけど、Linuxならshredというコマンドを使うことで簡単にできます。
ちなみにデバイスファイルに直接アクセスするのでroot権限が必要です。
まず消去対象のHDDがどのデバイスファイルにマップされているかを確認する。
dfやmount、dmesgコマンドなどで調べておきます。
次にshredコマンドを使ってデータを消去すると...
sudo shred -n 3 -v /dev/sdh
-nオプションは書き込みの回数を指定します。例では3回繰り返すという意味。-vはverboseモードを指定して途中経過などを表示します。最後は対象のHDDのデバイスファイルを指定します。ユーザ権限ではアクセスできないので、sudoを付けてroot権限で実行します。
とまぁ、この手の作業もLinuxなら楽やね。
最近、母親の古いノートPCを廃棄する必要があってデータ消去する必要があったので覚書しておきますだ。
P.S.
そういや、昔はddとかで適当なファイルやデータを上書きしてたなぁ。
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